風水害に備えて

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印刷 ページ番号1002205 更新日 2024年1月26日

考えよう!日ごろの備えと避難のこと

尼崎市は水害の被害を受けやすい地域です。
平成30年9月には台風による大きな被害が発生しました。
大きな河川の洪水や台風などの災害に備え、「いざというときにどうするか」をあらかじめ準備しておきましょう。

「マイ避難カード」を作ってみましょう。

「マイ避難カード」とは、一人ひとりができる風水害への備えとして、あらかじめ、「いつ」(避難のタイミング)、「どこへ」(避難先)、「どのように」(避難する方法)などをカードにまとめたものです。「マイ避難カード」を作成し、普段から目に留まる場所に貼っておくなど、いざという時にすぐに見られるようにしておきましょう。

避難場所を確認しておきましょう。

津波等一時避難場所について

 尼崎市では、洪水が発生した場合や、発生の恐れがある場合に、一時的に避難できる場所として、津波等一時避難場所を指定しています。
 尼崎市が避難指示等の避難情報を発令した際に避難が可能です。

ハザードマップの確認を

津波、洪水、高潮、内水氾濫のハザードマップを作成していますので、ご活用ください。
日ごろから近隣の避難場所などを確認しておきましょう。

情報の入手方法を確認しておきましょう

尼崎市防災ネットへの登録を
 
尼崎市では市民の皆様に災害の情報を迅速にお伝えするため、尼崎市防災ネットを運用しています。
 事前に登録すれば、災害情報などを電子メールで受信できます。
 尼崎市防災ネット(amagasaki@bosai.net)への空メールの送信で登録できます。
 詳しくは、尼崎市防災ネットのページでご確認ください。

スマホ版「尼崎市防災ネット」
 
尼崎市では、携帯電話などでインターネット機能を利用したサービスを提供しています。これまでの携帯電話のメール機能やホームページを使って災害情報等を発信する「尼崎市防災ネット」に、スマートフォン用アプリについてもぜひご活用ください。

その他の情報発信
 尼崎市ではフェイスブック、ツイッター、LINE、市ホームページでも災害情報をお伝えしていますのでご活用ください。

避難する際の留意点

避難とは「難」を「避」けることです

小学校などの市が指定した避難所に行くことだけが避難ではありません。
災害時に、浸水や家屋倒壊などの危険がなく、自宅での安全確保が可能な場合は、避難所に行く必要はありません。

「在宅避難」や「お知り合い避難」、「ホテル避難」等、多様な避難の方法があります。

  • 親戚や友人・知人の家に避難する「お知り合い避難」
  • 自宅に留まり安全を確保する「在宅避難」
  • 安全なホテルや旅館などに避難する「ホテル避難」 なども避難行動の一つです。

 災害の規模や状況に応じて自らがとるべき避難行動をあらかじめ検討しておくことが大切です。

避難場所における感染症対策

尼崎市では、新型コロナウイルス感染症等に対応した避難所対策として、避難所内のゾーニングや、避難者の健康確認を行うこととしています。避難された方は、手洗い、マスクの着用、咳エチケット等の感染防止対策の徹底をお願いいたします。

早めに避難を

洪水で河川の氾濫が始まってからの避難は大変危険です。早めの避難を心掛けましょう。
また避難指示などが発令されたら、速やかに避難しましょう。
浸水が始まり危険を感じた場合は、自宅の2階や高い所へ移動し、救助を待ちましょう。

動きやすい服装で

 非常時の持ち出し品をリュックサックなどに入れ、両手が使える状態にして、動きやすい服装で避難しましょう。

できるだけ歩いて安全なルートで避難を

 自動車での避難は交通渋滞を招き、緊急車両の通行の妨げになるため避けましょう。
 また、自動車は道路の冠水などで動けなくなることもあるため、ご注意ください。
 狭い道や川沿いはできるだけ避け、安全で広い道を選びましょう。
 道路が冠水している場合の通行には十分にご注意ください。
 また、アンダーパス(交差する鉄道や道路などの下を通過するため、周辺の地面よりも低くなっている道路)が冠水している場合の通行は、水没するおそれもあることから、十分にご注意いただくとともに、危険回避のため、不用意に通行せず、迂回するようにしてください。
 市内道路のアンダーパス及び地下道の位置等は、下記のリンクからご覧ください。

出水期に備えて日頃から対策を

 出水期とは、集中豪雨や台風等で、川が増水しやすい時期をいい、一般的に6月~10月頃が出水期にあたります。

 大雨や台風などは、テレビなどの気象情報により、ある程度、事前に予測することが可能です。
 皆様も、少しでも被害を軽減し、自分や家族の安全を守るよう、日頃から心がけてください。
 特に、つぎのことに注意して早目の対応をしていただきますようお願いします。

家屋等について

 道路面より低い家屋の場合、道路からの越水等により、浸水するおそれがあります。
 特に、地下に居室、駐車場、機械室などがある場合は、短時間に雨水が流れ込むおそれがあることから、そのような場所については、事前にご確認いただきますようお願いします。

 また、台風では風による被害が想定されます。屋根や壁面等の痛み等について、事前にご確認いただきますようお願いします。特に屋根の瓦やトタンは痛んでいると飛散する場合があるので大変危険です。また、鉢植えやゴミ箱等飛散しやすいものは、しっかりと固定するか屋内に収納することで、台風での被害の軽減につながりますので、事前に対策をお願いします。 (注意:台風が接近してからの高所作業は大変危険ですので、台風シーズン前に確認をお願いします。)

側溝等の清掃について

 自宅周辺の側溝等がゴミなどで詰まっていると、雨水の排水能力が悪くなり、側溝から水が溢れだすおそれがあります。
 日頃から、側溝等の清掃にご協力いただいておりますが、再度、側溝のつまりやごみの有無についてご注意していただきますようお願いします。
 清掃に必要な器具は、道路維持担当にて貸し出しを行っています。

家庭でできる止水方法等について

 家庭でできる止水方法や非常時の持ち出し品チェックリストなどについては、添付ファイルをご覧ください。

 雨水貯留タンクも家庭における浸水対策や水資源対策として有効です。(設置助成制度もあります)
 雨水タンクは、日頃から点検しておきましょう。
 詳しくは、下記のページをご覧ください。

大雨等に伴う被害の連絡先について

大雨等の際、迅速に対応するため、次のとおり連絡先をお知らせしますので、ご協力いただきますようお願いいたします。

  • 【平日】午前8時30分から午後7時まで
    【土曜日・日曜日・祝日】午前9時から午後5時まで
    • 尼崎市コールセンター
      お問い合わせの内容に応じて、お答えするほか、担当の部署をご案内いたします。
      電話番号:06-6375-5639
      ファクス番号:06-6375-5625
  • 上記以外の日時
    • 尼崎市役所 夜間専用番号
      お問い合わせの内容を担当の部署に連絡することが基本となります。
      電話番号:06-6489-6900

担当部署へ直接おかけになる場合は、被害等の状況に応じて、次の部署へお願いします。
ただし、災害時には、つながりにくい場合があることをご了解ください。

被害等の内容 担当部署 電話番号
負傷 消防局 局番なし 119
道路の冠水
側溝のつまり
道路維持担当 06-6415-6223

河川・水路のあふれ

河港課 06-6489-6498
マンホール蓋の飛散・飛び出し
マンホール蓋周りから水のあふれ
下水道管の家屋への逆流等
下水道建設課 06-6489-6562
倒木(道路上) 道路維持担当 06-6415-6223
倒木(公園内) 公園維持課  06-6489-6531
防災対策一般 災害対策課 06-6489-6165

ご活用ください

防災ブックを確認しましょう

 さまざまな災害に備えて、市民の皆様も改めて尼崎市防災ブックを活用して避難袋の用意や家具の固定、避難場所の確認など、災害に備える取り組みを行っていただきますようお願いいたします。
 令和元年10月にハザードマップと防災ブックをタウンページと一緒に全戸配布しました。

避難所の開設・混雑状況がリアルタイムで確認できます

避難所の混雑を避け、安心・安全な避難所を選択することができるよう、避難所の開設・混雑状況を配信しています。以下のサイトにて確認することができますので、お気に入り登録するなどして、災害時にご活用ください。

 

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このページに関するお問い合わせ

危機管理安全局 危機管理安全部 災害対策課
〒660-8501 兵庫県尼崎市東七松町1丁目23番1号 本庁中館8階
電話番号:06-6489-6165
ファクス番号:06-6489-6166
メールアドレス:ama-bousai@city.amagasaki.hyogo.jp