貝毒に注意しましょう

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印刷 ページ番号1003404 更新日 2024年4月30日

 例年、春先から初夏にかけて貝毒原因プランクトンが上昇する海域があります。貝毒原因プランクトンが急激に増加にすると、二枚貝が毒化する可能性があるため、安全が確認されていないアサリ、カキ及びムラサキイガイなどの二枚貝は採取して食べないでください 。

 

貝毒の発生状況について

 令和6年4月24日現在、兵庫県周辺海域で貝毒の発生は確認されていません。

 なお、貝毒の発生海域の詳細については、下記のホームページをご確認ください。

貝毒について

貝毒とは

 主に二枚貝(アサリ、カキなど)が、毒素を含むプランクトンを食べることにより、体内(中腸腺)に毒素を蓄積させる現象のことをいいます。また、貝の体内に蓄積する毒素そのものや、その毒素によるヒトの食中毒症状のことを指して貝毒という場合もあります。

貝毒の特徴   

  • 貝毒は熱に強く、加熱調理しても毒性は弱くなりません。
  • 貝毒には、その症状により、麻痺性貝毒や下痢性貝毒などに分類されます。
  • 貝毒は、貝の餌となるプランクトン由来の毒素であり、プランクトンが発生しなくなると、貝の体内の毒は減少します。 

毒量の目安は

農林水産省及び厚生労働省の通知で定められています。

  • 麻痺性貝毒:可食部 1グラムあたり 4マウスユニット
  • 下痢性貝毒:可食部 1グラムあたり 0.05マウスユニット

注意:1マウスユニットとは、それぞれ次のように定められています。
麻痺性貝毒:体重20グラムのマウスを15分で死亡させる毒力
下痢性貝毒:体重20グラムのマウスを24時間で死亡させる毒力

 兵庫県、大阪府などでは、大阪湾における有害プランクトンの発生状況を調査し、アサリなどの二枚貝の毒量を検査しています。

このページに関するお問い合わせ

保健局 保健部 生活衛生課(尼崎市保健所生活衛生課)
〒660-0052 兵庫県尼崎市七松町1丁目3番1-502号 フェスタ立花南館5階
電話番号:
06-4869-3017(環境衛生及び墓地、斎場に関すること)
06-4869-3018(食品衛生に関すること)
ファクス番号:06-4869-3049
メールアドレス:ama-seikatsueisei@city.amagasaki.hyogo.jp