令和5年(2023年) 7月の尼活日記

ポスト
シェア
LINEで送る

印刷 ページ番号1033898 更新日 2023年8月1日

7月31日(月曜日)大阪ソーダ見学

050731大阪ソーダ

 市内に工場と研究開発センターを置く、株式会社大阪ソーダさんを訪問。
 「ザ・化学」の工場・研究機関であり、私の人生で初めて、化学系の工場を訪問させていただきました。
 百聞は一見に如かず。Nacl(塩)を電気分解等し、様々な化学変化をさせることによって、ガス、樹脂、ヘルスケア関係の原料を生成している企業で、「塩」から、こんなに様々な化学製品ができるのかと感心をいたしました。世界でトップシェアを誇る製品も多く、尼崎から世界へと展開しているいわゆるグローバルニッチトップ産業です。また、電池や乳酸菌の開発など、新たな分野についても、研究開発センターで挑戦をされています。あわせて、女性社員と、尼崎市に対して期待することなどについて意見交換をさせていただきました。
 本市の三分の一は、いわゆる工業専用地域です。その意味で、この工業専用地域で活躍いただく企業の存在は、尼崎のイメージを大きく形作ります。尼崎から世界へ進出する企業がたくさんある、これも尼崎市の強みです。企業誘致や社員の皆様が尼崎に住みたいと思えるような環境構築も含めて、本市産業競争力強化に向けて、様々方策を検討していきたいと思います。

7月29日(土曜日)盆踊り

050729盆踊り

 市内各地で盆踊りが開催されています。
 コロナ感染症の扱いが5類となり、久しぶりにお祭りを開催する地域も多く、その分、地域の皆さんがたくさん参加され、とても賑やかでした。
 お祭りは地域活性化にとって、とても大切な存在であることを改めて実感します。私も元気をもらいました。準備された皆様も本当にお疲れ様でした!

7月28日(金曜日)大阪国際空港周辺都市対策協議会通常総会

050728空港周辺都市協議会

 大阪国際空港周辺都市対策協議会通常総会が伊丹市役所で開催され参加。
 空港周辺自治体の首長と議長が集まり、周辺対策について共有する場です。かつては騒音対策などを議論し国や空港に要請する場でしたが、今は、対策だけでなく活性化も含めた議論をする場になっています。ただし、空港対策の費用が交付される自治体とそうでない自治体や、騒音問題が深刻な自治体とそうでない自治体があり、温度差があるのも事実です。
 本市は、空港に近い市です。騒音対策についての徹底を求め、また地域活性化に向けてどういった方策が考えられるのかという点について、国土交通省や空港管理・運営会社に対して、しっかりと議論し、説明する努力をするよう、求めさせてもらいました。
 終了後は、新しくできた伊丹市庁舎を見させていただきました。D Xの環境も整い、快適そうです。

7月28日(金曜日)丹波少年自然の家事務組合首長会議

050728丹少事務組合首長会議

 丹波少年自然の家事務組合首長会議にWEB参加。
 残念ながら組合解散となりますが、残余財産の清算などに向けてさまざまな課題があります。その詳細や手続きを各首長で詰めていきます。円滑に解散できるまで粘り強く、誠意を持って臨んでいきたいと思います。

7月27日(木曜日)尼崎市PTA連合会会長・校長・園長懇談会

050727PTA懇談会

 市内各地区のPTA会長・校園長などが集まる、尼崎市PTA連合会会長・校長・園長懇談会が4年ぶりに開催され、挨拶をいたしました。出席された皆さんは、それぞれの学校で、PTAのとりまとめ役としてご尽力されています。
 PTAの在り方については、4月になる度に、新聞やネットでも議論になり、その指摘についてはごもっともな内容もある一方で、学校が、公的な役割を担っており、例えば、地域の資源を素材とした教育課程を組んだり、地域の活性化や賑わいづくりの重要な機能を担っている以上、我が子を通わせる学校との関わりを維持・発展させるための、何かしらの父母会的組織というものは存続し続けるものと思っています。親の就労状況などに合わせて、現代的な形へと不断の変化が求められるものではありますが、そういった難しい時代にあって、各学校園でPTA会長を引き受け、また、運営されている皆様に敬意を申し上げたいと思います。
 今、尼崎市は、大変、よい方向に向かっています。若者の市内への転入は増えており、地価も上昇しています。学力も、かつてに比べ、比較にならないほど上がってきています。また、ひったくり等の犯罪発生率も大幅に減っています。駅前公園の再整備や新駅設置の動きもあります。子育て支援の充実も進めていかなければなりません。こういった取組を通じて、今後、ファミリー世帯となっても定住してもらうようにしていかなければなりません。
 一方で、学校の先生方は多忙で、今、大変な職業だという認識が広まってしまっていますが、学校の先生の仕事はやりがいがあり、そして多くの先生方は、皆さんのお子さんのために一生懸命努力をしています。
 PTAの皆さんも、そういった先生の働きについても応援をしていただき、学校と保護者が一体となって素晴らしい学校を作っていただきたい、といった挨拶をさせていただきました。

7月27日(木曜日)斎藤国土交通大臣 尼ロック視察

050727斎藤国交大臣視察

 斎藤国土交通大臣が尼ロック(尼崎閘門)を視察されました。
 尼ロックは、尼崎市を高潮等の災害から守る大変重要な役割を担っており、兵庫県が管理をしています。尼ロックの施設内からは、尼崎スポーツの森中央緑地のある末広方面から、フェニックス事業用地迄を見渡すことができます。
 私から、尼ロックの説明にあわせて、尼崎港の港湾機能の強化はもちろん、それに合わせた東西連絡道をはじめとする交通網の強化が、南部活性化・本市の産業競争力強化に不可欠であること、また、運河がかつては環境問題で課題があったものの、今は、環境改善が図られ、運河クルーズなど、運河を楽しむ環境が整いつつあることなどについて説明させていただきました。とりわけ、インフラ整備は、国や都道府県との連携が欠かせません。南部活性化に向けて、関係部局とコミュニケーションを図っていきます。

7月26日(水曜日)富松薪能

050726富松薪能

 本日は「富松薪能」でした。
 例年7月26日に、富松神社境内において、市民が主体となって行われています。昭和55年以来ですので、その歴史はもう40年を超えます。
 観世能楽師であり、かつ重要無形文化財保持者でもある山村啓雄先生はじめ、尼崎でご活躍の能楽師の一流の能や狂言を、地域の皆様に無料で見ていただくという、とても贅沢な行事で、本日も、かがり火が焚かれた幽玄な雰囲気の中で、素晴らしい能が披露されました。また、運営にあたっては、消防団やボーイスカウトの皆様、そして神社の氏子さんたちなどが尽力されていました。すっかり地域の風物詩となった富松薪能。
 富松には、薪能はじめ、富松城跡、富松一寸豆、鬼の茨木童子など、素晴らしい財産や言い伝えがあり、また、そうした財産を活かす市民の力があります。これからも、地域の財産を地域の皆様で守り育てる文化を大切にしてもらいたいですし、本市もそのバックアップをしていきたいと思います。

7月26日(水曜日)定例記者会見

050726定例会見

 本日の市長定例記者会見の内容です。
1.市内運輸部門のCO2排出量削減に向け、市内3か所でEVカーシェアサービスを開始(8月10日〜)
 尼崎市と日産自動車・日産カーレンタルソリューションと連携して、市の駐車場を活用したEVカーシェアサービスを開始します。
 市役所では、市の公用車をEV車へ順次切り替えなど進めていますが、まだまだなじみのないEV車。市民の皆様が少しでもEV車に乗ってみて、EV車になじんでいただくための機会を積極的に作り出そうという取り組みです。是非ご活用ください。

2.尼崎市公設地方卸売市場の集約再整備等に係るサンディング調査の結果等について
 今年度は、地方卸売市場の再整備に向けた公募要件等を策定する重要な局面です。民間活力を活用した再整備をするにあたって、どのような業態のどのような企業が参入意欲があるのかといった意向確認をする仕組みが「サウンディング調査」です。
 全国から5業種・16社の参加があり、物流施設が11社、商業施設が4社あり、物流関係・商業関係の民間施設の運用等がほとんどでした。調査に参加した事業者の皆様と引き続きコミュニケーションをとりながら、公募要件の具体化に向けた作業を進めていきます。

3.町会灯の電気代支援について
 公道でない、いわゆる「私道」に設置された一定条件を満たす町会灯の電気代については、今後、市が全額負担をし、また、その支払い手続きも市が代行することといたしました。8月7日から10月8日まで申請を受け付けます。

7月26日(水曜日)表敬訪問

0507263B体操

 尼崎で指導されている公益社団法人「日本3B体操協会」の指導士さんが挨拶に来てくださいました。3B体操は、気軽に無理なく楽しむことができる体操で、私の母親も、かつて、家の近くの道場で開催されていた3B体操を習いに行っていたことを思い出します。
 学校体育も、かつては、身体を鍛えるという「鍛錬」的要素が強かったものが、時代も移り変わり、「体つくり運動」という、身体を動かすことの心地よさなどを感じたり知ったりする学習内容が、平成10年の学習指導要領の改訂から盛り込まれましたが、3B体操は、そういった「体つくり運動」と大変近い要素の体操と理解しています。小さなお子様からご高齢者まで、無理なく楽しむことで、健康維持などを実現しようと、指導士の皆様も、日々、地域の方々相手にご尽力されています。改めて感謝したいと思いますし、ますますのご活躍を祈念したいと思います。

7月23日(日曜日)三田市長選挙

 本日は三田市長選挙の投開票日でした。投開票日当日には、当選者に近隣市長がお祝いに伺うことが習わしで、私も、投票時間が過ぎた頃から、三田市入りをして、近隣市長さんたちと情報交換しながら、時間を過ごしました。遅くに結果が明らかになり、新人の田村さんが当選し、三期目を目指した現職の森市長が敗れる結果となりました。三田市民の選択の結果です。
 改めて選挙の厳しさを感じるとともに、これまで市長として尽力された森市長にご慰労申し上げたいと思います。また、今回新しく当選された田村さんとは、これから、阪神地域の市長として、お互い刺激し合いながら、また助け合いながら、阪神地域から社会全体の福祉の向上に向けて尽力していきたいと思います。本当にお疲れ様でした。

7月22日(土曜日)尼崎芸術文化協会第40回記念舞台公演懇親会

050722芸文協会懇親会

 尼崎芸術文化協会懇親会で挨拶。
 市内には芸術文化活動をされているたくさんの方々がいらっしゃいます。行政の芸術文化を応援する姿勢は、長い目で見たらその地域の文化的風土に大きく影響を与えるものと思っています。そのことをしっかり認識した上で文化振興に取り組んでいきたいと思います。

7月21日(金曜日)Goodマナー&クリーンキャンペーン

050721クリーンキャンペーン

 阪神尼崎駅前でのグッドマナー&クリーンキャンペーンに参加。
 地域の皆様にたくさんご参加いただきました。ありがとうございました。市職員の皆さんも、業後にも関わらずお疲れ様でした。市挙げてマナー向上に取り組み、住みやすい街にしていきたいと思います。

7月21日(金曜日)NewPower会

050721Newpower会

 新大阪駅近くのニューオーサカホテルで開催されたNew Power会で「尼崎市のこれから」と題して講演をさせていただきました。
 子育て支援の充実、住環境改善、街づくり、産業活性化など駆け足で60分。聞いていただいた皆様、ありがとうございました。多くが、大阪市で事業を営まれている方ではありましたが、尼崎市にもお客さんがいらっしゃる方もちらほらいらっしゃいました。この機会に、少しでもお隣の尼崎市のことを知っていだき、関心を持っていただいたら幸いです。

7月21日(金曜日)尼みつ

050721尼みつ

 尼崎の沿岸部の工場地域で採れるハチミツ「尼みつ」。尼崎鉄工団地協同組合の皆様が届けてくださいました。
 近年、南部の工場地帯は、緑化が進んでいます。蜜蜂は、農薬も使われていない工場周辺の四季折々の花の蜜を集めてくるようです。また、時期によってハチミツの色が変化するようで、春頃は割と色の薄いハチミツができ、秋になると色が濃くなるようです。これは花の種類によるようです。
 当初は、銀座のミツバチプロジェクトに触発されて始められたそうですが、鉄工団地組合の皆様の熱意によって、今や、銀座に負けない、新しい湾岸部の魅力として成長しつつあります。「尼みつ」は、阪神尼崎駅前の観光案内所でも販売しています。ご関心ある方はぜひお手に取ってみて下さい。

7月19日(水曜日)感謝状贈呈式

050719農業委員

 今期で退任される農業委員に対して感謝状を授与いたしました。
 農業委員会は、農地の売買・賃貸の許可、遊休農地の調査・指導などを行う行政委員会です。農地は、一般の私有地と異なり、市民の生活を支えるという公共的な役割があります。農地が適切に管理され、そこで生産活動が行われることによって、日本の食料供給体制が維持・発展していきます。尼崎市の農地は、ほとんどが、いわゆる「生産緑地」です。都市部にあり、利便性の高い本市では、かつては、市街化区域として、宅地開発などが優先されてきました。
 都市部の農地は「宅地化すべきもの」という位置づけであった時代もありました。しかし、近年は、防災(保水)や景観などの観点からその役割が見直され、「生産緑地」として、税などの取り扱いも、市街化区域以外の農地並みの取り扱いとなり、維持されることとなりました。今は、この「生産緑地」をいかに維持していくかが、各都市の課題です。
 また、今後は、防災や景観だけでなく、「生産緑地」における農業生産そのものの価値を高めることに力を入れていかなければなりません。「あまやさい」としてブランド化する、自動販売機で売る、意欲ある農家さんを応援するための「認定農業者制度」の活用、農業祭の開催、学校給食への「あまやさい」の提供などを通じて、都市農業の魅力を市内外の皆様にお伝えしていくことも、本市の大切な役割だと思います。兵庫県も、有機農業の普及に力を入れようとしています。
 今回退任された農業委員の皆様も、各地区で営農されています。引き続き、皆様にもご指導いただきながら、都市農業の振興に努力していきたいと思います。

7月19日(水曜日)尼崎倶楽部朝食会

050719朝食会

 今朝の朝食会は海上自衛隊吉田1等海佐の講演。
 かつて、極地研究所や南極観測船(砕氷艦)しらせの予算を担当したことがあります。しらせの運行は海上自衛隊が担っています。1万4千以上の島、世界第6位の排他的経済水域・・など、当時のことを懐かしく思い出しながら伺いました。

7月18日(火曜日)大阪チタニウムテクノロジーズ見学

050718大阪チタニウム

 市内に本社・事業所を置く「大阪チタニウムテクノロジーズ」に斎藤知事をご案内。
 大阪チタニウムは、いわゆるチタンの製造メーカーです。原料からチタンを製造し、それを航空機産業等に販売しており、世界でも大きなシェアを占めている、いわゆる「グローバルニッチ産業」です。
 尼崎の沿岸部には、このような世界の産業を支えている企業が多くあり、こういった企業がグローバル競争の中で勝ち抜くことによって、本市の社会的なインフラが支えられているのも事実です。だからこそ、尼崎港をはじめとする尼崎の湾岸部をどのように開発・発展させていくのかは、我々、尼崎市も真剣に考えていかなければならず、また、その思いを、県・国とも共有していかなければなりません。
 時間の許す限り、各事業所を自分の足で回って、各業界の抱える課題、それぞれの業界の今後の見通しなどについて意見交換をしていきたいと思います。

7月18日(火曜日)運河クルーズ(ひょうごフィールドパピリオン)

050718運河クルーズ

 「ひょうごフィールドパビリオン」に認定されている尼崎の「運河クルーズ」に斎藤知事と乗船しました。
 大変猛暑の中でしたが、尼崎の運河から、尼崎市の歴史の発展と自然を体験できる非常に貴重な機会でした。また、難しいことを抜きに、家族や友人と一緒に楽しめる大変魅力的なツアーでした。
 兵庫県では、大阪・関西万博に向けて、県全体をパビリオンに見立て、発信していくという目的で、「ひょうごフィールドパビリオン」を展開していますが、私は、万博を「契機」として、地元の様々な資源を再確認する機会ととらえています。運河クルーズを通じて、尼崎が高潮などからどうやって守られてきたのか、尼崎の海の資源はどれだけ豊かなのか、尼崎の産業がどれだけ日本に誇るものなのかなどを体感することができます。「尼崎は、こんなに素晴らしい自然があったんだ」、「尼崎には、こんなに素晴らしい歴史があったんだ」、「尼崎は、こうやって支えられていたんだ」といったことを体感することは、尼崎に誇りを持ち、尼崎をより成長させるための原動力につながります。
 各事業者はそれぞれ一生懸命、様々な展開をされています。行政としては、各事業者の点と点の取組を線で結び、そして面としていく、そんな役割ができたらと思っています。大阪・関西万博を「契機」として、本市の魅力を再発見できるような取組を事業者の皆さんと一緒に進めていきたいと思います。

7月14日(金曜日)内部打合せ

050714打合せ

 市役所内での打ち合わせが続いています。
 今は、「施策評価」の時期です。昨年度までの取り組みを施策単位で振り返り、翌年度の予算編成に向けた大きな柱を整理するタイミングです。本市は、この「施策評価」に多大なる時間をかけており、この施策評価結果を踏まえて、8月以降の次年度に向けた予算編成の方針、9月以降の各局予算要望・査定、そして1月以降の来年度予算の取りまとめへとつなげていきます。各局の課題をじっくりと聞きながら、来年度以降の予算として何を重点化していくか、整理していきたいと思います。
 施策評価結果は、大変分量が多いものですが、ホームページでも見ることができます。

7月11日(火曜日)寄付感謝状贈呈式

050711ソロプチミスト

 国際ソロプチミスト尼崎の皆様から、自転車用ヘルメットをご寄贈いただきました。国際ソロプチミスト尼崎の皆様は、こどもの育ち支援センター「いくしあ」ができたことをきっかけとして、これまでも、ケースワーカーが使用する車や電動アシスト付き自転車などをご寄贈いただいてきました。ケースワーカーは、市内の虐待やネグレクトをはじめ、子育てが困難なご家庭に対して、毎日、足を運び、様々な支援をしています。また、そういった職種は女性比率が高いという実態もあります。そういったケースワーカーの負担をできるだけ減らし、応援したいという思いで、寄付をいただいています。
 自転車もヘルメット着用が努力義務化された中、今回のヘルメットも、ケースワーカーはじめ職員が大いに活用させていただきたいと思います。ありがとうございました。ちなみに、写真で私と局長がかぶっている帽子は、山登りに行くための帽子ではなく、れっきとしたヘルメットです。

7月11日(火曜日)腎友会

050711腎友会

 透析を受けておられる患者で構成される「腎友会」の皆様から要望をお伺いしました。兵庫県内の各首長のところには、皆様で足を運ばれ、様々な課題を訴えておられるようです。
 週に3回の透析の必要性とそれに係る費用負担、毎回の病院までの移動の負担、災害時の透析環境の確保、血圧測定時の留意点、透析患者にならないための特定検診における指導の充実の必要性など、透析患者でないとおよそわからないような様々な課題があることを伺いました。こういった一つひとつの声を伺うことが、仮に課題解決のために様々なハードルがあったとしても、政策を検討する際の大切な視点となります。少しずつでも、課題解決に向けた取組が進むよう尽力していきたいと思います。

7月10日(月曜日)尼崎市生涯学習審議会

050710生涯学習審議会

 尼崎市生涯学習審議会の冒頭で挨拶をさせていただきました。
・公民館を生涯学習プラザへと統合した際の教育委員会側の立場で仕事をさせてもらったこと
・生涯学習の歴史は、過去の公民館教育に代表される社会教育などから、ポール・ラングランというフランスの教育思想家の提言を踏まえたユネスコの「生涯教育」、さらに「教育」から「学習」へと主体を転換され「生涯学習」へと概念が変遷したこと
・その理念によって、文部科学省にも、「生涯学習政策局」が置かれ、放送大学や大学院の社会人入学枠の拡大などが進められた一方で、「生涯学習」は理念先行型にならざるを得ない部分があって、なかなか制度や施策として体系的かつ具体的に至りにくい側面があること
・そのような背景もあり、近年は、文部科学省からも「生涯学習」の名前を冠した局がなくなり現在に至ること
・しかしながら、「生涯学習」の主体が「市民」であることは、つまるところ、それぞれの地域でそれぞれの地域特性に合った学習が生まれることこそが、生涯学習の理念の実現であり、その意味では、尼崎市のように、歴史的に地域の活動が活発で、公害問題や福祉の課題などについて、地域の力で課題解決をしてきた力のある地域こそ、生涯学習が花開きやすいと思われること
・尼崎市生涯学習審議会においても、地域における学習が花開き、活発化するための方策などについて、ぜひ様々なご知見を賜れば嬉しい
といった挨拶をさせていただきました。

7月10日(月曜日)尼崎市薬剤師会

050710薬剤師会

 尼崎市薬剤師会から要望書を受け取るとともに、しばし懇談をいたしました。土日に多いと言われている緊急避妊薬の提供体制や、無菌調剤環境の充実の必要性、学校薬剤師についてなど、薬剤師会から見た様々な課題を伺いました。
 緊急避妊薬については、薬価も安くなく、どの薬局にも在庫があるものではなく、かつ、服薬指導も丁寧なケアが必要なことから、薬の提供体制や服薬指導のスキルアップが不可欠とのことです。また、無菌調剤環境も、決して十分ではなく、また、近年求められる学校薬剤師のスキルもプールや給食室の衛生検査だけでなく、麻薬防止や子どもの健康指導など、求められる内容も増えてきているとのことです。短い時間でしたが、非常に、有意義な意見交換ができました。
 各立場の皆様から、ご意見を伺うことは非常に重要です。引き続き、しっかりとコミュニケーションを図っていきたいと思います。ありがとうございました。

7月10日(月曜日)辞令交付

050710辞令交付

 本日は、吹野順次副市長の辞令交付。
 2期目ではありますが、私自身の名前で副市長を任命するのは初めてです。自分で任命したという責任、この人に任命されたという責任は、心理的には大きなことと思います。副市長にサポートいただきながら、きめ細やかな組織運営ができるよう尽力してまいります。吹野副市長にも、健康第一に、そして悔いのないよう、思い切って働いてもらいたいと思います。

7月9日(日曜日)ボートレース甲子園 表彰式

050709ボートレース甲子園表彰式

 尼崎市が施行者となったボートレース甲子園2023、高知出身の片岡選手が優勝しました!おめでとうございます。
 また、雨の中たくさんのお客さまにお越しいただきました。ありがとうございました。

7月9日(日曜日)近畿ろうあ女性フォーラム

050709近畿ろうあ女性フォーラム

 近畿ろうあ女性フォーラムが尼崎で開催されました。近畿各地から、多くの皆様が尼崎にお越しくださいました。
 尼崎市も手話言語条例を制定しています。共生社会の実現に向け、聴覚障害者の皆様の障壁を無くす努力、手話を広げる取り組みを皆様と一緒に進めていきたいと思います。

7月9日(日曜日)原水爆禁止国民平和大行進

050709平和大行進

 原水爆禁止国民平和大行進で挨拶。
 小さい頃に、親に連れられて原爆ドームを見に行った記憶は今も鮮明に覚えています。両親は我が子に戦争のことを知ってもらいたい思いで静岡から広島まで車で向かったのだと思います。唯一の被爆国としての責任を果たしていかなければなりません。

7月8日(土曜日)ボートレース市長会

050708ボートレース市長会

 ボートレース市長会出席のため広島市へ。
 施行者である各市長と、ボートレース振興会の役員等が集まり、各場の取組の工夫、繰入金の使い方、各施行者同士の横の連携などについて意見交換をしました。広島駅到着後、会場に向かう前に、遅めの昼ご飯(お好み焼き)をいただきました。広島のお好み焼きは、うどんかそばが選べることを初めて知りました。食べきれないほどの量でしたが美味しくいただきました。

7月8日(土曜日)尼崎市保育士就職フェア

050708保育士フェア

 尼崎市主催、尼崎市保育士就職フェア。市内43法人68園に参加いただきました。
 保育士確保は、各法人の問題だけではなく、もはや社会的な課題です。待遇だけでなく、保育士の成長を感じられるような環境づくりも必要です。施策の充実に向けた取り組みを進めていきます。ご準備いただいた皆様、大変お疲れ様です。

7月7日(金曜日)ひょうごヒューマンライツ議員の会

050707ひょうごヒューマンライツ

 ひょうごヒューマンライツ議員の会@神戸市。兵庫県内の県議会議員、市議会議員で構成される超党派の人権を考える会です。
 新たな人権課題が絶えず出てくる時代です。常に自分の常識を問い直し、謙虚に向き合っていきたいと思います。

7月7日(金曜日)書道

050707表装展書

 表装美術展に向けた書の揮毫。書道は学校教育以来です。
 市長の「市」など、一見簡単そうな字ほどバランスよく書くのが難しく四苦八苦しました。

7月6日(木曜日)杭瀬水曜クラブ35周年記念例会

050706杭瀬水曜クラブ

 杭瀬水曜クラブ35周年記念例会にお呼びいただきました。杭瀬地域で事業を営んでいる又は縁のある事業者の皆様で構成される会です。南部地域を活性化しようと、地域の小学生の絵画展を開催したり、学校へ寄付をされたりと、社会貢献をされています。今回も、35周年記念ということで、地域の小学校2校に学校の備品を寄贈いただきました。
 杭瀬地域は、少しずつ高齢化が進んでいる地域である一方、新しい住民が、シェア型のキッチンや店舗、また、市民で運営する本屋さんなど、商店街を活用して様々な工夫をして活性化を図るなど、ユニークな挑戦をされている地域でもあります。地域を愛し、地域のために貢献をしようと汗をかいておられる皆様ばかりです。ともに、尼崎市南部の活性化に向けて尽力をしていきたいと思います。

7月6日(木曜日)あまがさき産業フェア2023

050706産業フェア

 あまがさき産業フェア2023が今日と明日、ベイコム総合体育館で開催されています。市内はもとより、近畿各地から来られた155社の皆様が、体育館いっぱいに様々な技術や商品を紹介しています。足を運べば、尼崎産業の特徴や強みがわかりますし、また各社のネットワーク構築の機会になることを期待したいと思います。ものづくりの街あまがさき、盛り上げていきます。

 7月3日(月曜日)岐阜市立草潤中学校 視察

050703草潤中学校

 岐阜市立草潤(そうじゅん)中学校を視察しました。柴橋正直 岐阜市長にもお忙しい中、同行いただきました。草潤中学校は、私自身、開校前より、強い関心を寄せていた不登校特例校で、念願叶っての訪問でした。
 生徒のありのままを受け入れ、個に応じた学習環境を実現するため、通常の中学校より柔軟性の高い教育課程、個が尊重される学習環境、さらに自宅からのオンライン学習も可能とするなどの積極的なICT環境の実現など、様々な工夫をされていました。学校の統廃合により、廃校となった校舎の活用方策から検討が進んだとのことですが、通常の中学校とは異なる教育課程の編成と実施や、教育環境の実現は、大変勇気のいることと思います。全国に先駆けてこのような環境を作られていることに敬意を評したいと思います。

 私自身が不登校問題に強く関心を持ったきっかけは2つあります。
 1つは、文科省職員だった頃に、いわゆる通信制高校のサポート校に訪問した時の経験です。
 サポート校とは、不登校など様々な理由により全日制の高校に通わなかった生徒が、通信制高校に通うこととなった際に、学習を支援する施設です。このサポート校は、あくまでも通信制高校の学習課題を支援する役割で、ここに通ったからといって高校卒業資格を得られるわけではありません。それにもかかわらず、多くの子どもたちが、制服を着てサポート校に通い、そこで音楽活動など文化活動などもしていました。サポート校に通う子どもたちは、学校を疑似体験していたのです。その当時(15年ほど前)は、文科省は、今ほど学校の多様化に寛容ではなく、通信制高校とサポート校とが渾然一体となった運営などは、質の確保の観点から厳しい目を向けていました。
 一方で、当時の私は、サポート校の様子を見て、なぜサポート校に通う子どもたちは、こんなにも学校に憧れ、学校体験をしたがっているのに、元々在籍した学校に通うことができなかったのだろうか、そもそも学校側に課題があるのではないのか、学校教育法によって形作られる学校は、戦後政府が、日本国憲法を具現化するために形作ったものではあるが、それは普遍的でなく、その時代に応じてもっと柔軟化しても良いのではないか、など様々な感情を持ったものでした。

 もう1つは、尼崎市の教育長として、尼崎市立の定時制高校を訪問したときに「定時制高校の奇跡」という言葉を知った時です。
 定時制には、様々な事情を持った生徒が多く通いますが、中学校で不登校だった生徒が定時制に入り再び学校に通い出すということがよくあります。これを、学校関係者は「定時制高校の奇跡」と言っていますが、この言葉を聞いた時も、なぜ定時制高校で再び学校に通い出す子どもたちが、中学校で不登校にならなければならなかったのかということについて深く考えるようになりました。教育長時代には、不登校のお子さんたちが通う「ほっとすてっぷ」など、複数の学校外の学習支援場所の創設などもしました。しかし、個々に合った教育課程の編成と実施、適切な評価と、一気通貫で行うためには、どうしても「ほっとすてっぷ」ではできない課題が残っています。特に教育課程の編成と学習評価の観点です。教育課程の編成と学習評価は、今の制度上は、校長がいる学校でしかできないのです。不登校の子ども達が、特別の教育課程で学んだ際にも、適切に評価できる仕組みが広がって欲しい、これは、当時から持っていた私の強い問題意識です。

 文科省職員時代、そして教育長時代、ずっと思いは持っていましたが、制度や予算、人事にも関わる大きな話であり、なかなか実現できずに、今に至っています。しかし、少しでも、公教育の多様化が進めば良いと、今でも思い続けています。もちろん、多様な教育を提供するために私学の存在もあります。しかし、公立依存度が高い小中学校は、やはり、公教育を多様化していくことが極めて重要だと思います。幸い、文科省も不登校特例校に関連して、自治体の背中を押すような取り組みを進めてくれています。本市も文科省の委託事業を使い、不登校特例校の調査研究事業を進めています。こういった取り組みを通じて、少しでも、公教育の受け皿が広く多様になっていくよう努力していきたいと思います。
 本日、ご対応いただきました、柴橋市長はじめ岐阜市の皆様、本当にありがとうございました。

7月3日(月曜日)デジタル政策監

050703デジタル政策監

 本日、杉原薫子さんを、本市理事・デジタル政策監として任命しました。
 杉原さんは、NTT西日本のご出身。長年、デジタル政策に、事業者の視点から関わってこられました。USB一時紛失事案も踏まえた本市情報セキュリティの強化と行政DXの推進の旗振り役を担っていただきます。
 情報システムといえば、大きな組織では、民間も含め、各部局の専門家や委託先にお任せという時代もありました。今は、もはやそういう時代ではなく、DXは経営そのものです。新しいデジタル政策監とともに、組織全体として、セキュリティの強化とDX化を進めていきたいと思います。

7月2日(日曜日)アスベスト被害の救済と根絶を目指す尼崎集会

050702アスベスト集会

 アスベスト被害の救済と根絶を目指す尼崎集会に参加しました。
 工場労働者だけでなく、周辺住民にも、多くの中皮腫患者が出ていることが明らかになった、いわゆる「クボタショック」から18年。中皮種は潜伏期間が長い病気であり、今でも患者は増え続けています。そして、尼崎市は、全国と比べても5~10倍程度、罹患割合の高い地域です。いわゆるアスベスト救済法に基づく救済金の充実、石綿読影技術の向上、CT検査などの助成充実など、国とも連携が必要な様々な政策的課題もあります。また、何よりもアスベスト被害はまだまだ続いていることの国民的な理解に向けた取組・強化が不可欠です。
 「クボタショック」を経験した自治体の長として、歴代の市長も、アスベスト問題に対しては真摯に向き合い、国に対しても緊急要望などを行ってきました。私自身、この問題は、尼崎市の生活者の問題であり、政治が向き合わなければならない問題と強く思っております。アスベスト被害の救済と根絶を目指し、被害者の皆様、そしてそのご家族の皆様とともに、取組を進めていきたいと思います。

7月2日(日曜日)左門殿川防潮扉点検操作訓練

050702防潮鉄扉訓練

 令和5年度淀川・神崎川及び左門殿川防潮扉点検操作訓練が実施されました。国土交通省、大阪府、兵庫県など関係28機関の協力のもと、防潮扉の点検を含めた各種訓練が深夜1時頃に国道2号を止めて行う大規模な訓練です。
 海抜0メートル地帯が多い尼崎では、市内に水が侵入しないよう防潮堤が張り巡らされています。大阪との県境の神崎川にかかる左門橋も、大雨・高潮時には通行止めにして、鉄扉を閉じます。この鉄扉が大雨や高潮時に閉まらないと、神崎川からの水が市内に流れ込んでしまいます。実際に、平成30年の台風21号の時はこの鉄扉を閉めた経験があります。市民の安全にとって不可欠な機能です。関係機関と連携して、しっかり鉄扉が機能するよう点検、訓練を行ってまいります。深夜にかけて参加された関係機関の皆様、お疲れ様でした。

7月1日(土曜日)ウクライナアーティスティックスイミング選手団

050701ウクライナ事前合宿

 世界水泳選手権2023福岡大会に向けての事前調整で、ウクライナのアーティスティックスイミングの選手団が県立の尼崎スポーツの森に来られました。
 非常に和やかに過ごしている選手団の皆さんを見て、本当に嬉しく思いました。毎日のウクライナの報道を見て心を痛めている市民の皆様も多いと思います。世界大会での活躍を通じて、世界のウクライナファンがさらに増えること、そして、ウクライナに平和が訪れることを心より祈念します。
 今回で3度目の来尼。今後も、日本で大会に出場するときは、ぜひ、尼崎に来ていただきたいと思います。頑張れ!ウクライナ選手団!

7月1日(土曜日)社会を明るくする運動 尼崎市中央集会

050701社明運動

 社会を明るくする運動。保護司の活動です。7月が強化月間ということで、一日保護司会長として、キューズモール周辺をパレードさせていただきました。
 法を犯してしまった方が社会復帰をし、自立した生活をしていけるよう、保護司や協力雇用主など多くの方々が支援をしています。再犯防止は当然ながら、犯罪の背景には社会の側の課題もあることを認識して、更生保護に取り組んでいかなければなりません。皆さんのご理解ご協力をお願いいたします。

7月1日(土曜日)日本子ども虐待医学会学術集会

050701虐待医学会

 日本子ども虐待医学会学術集会が尼崎で開催されました。今回の大会は、県立尼崎総合医療センターの小児科の先生方をはじめとして、兵庫県の医療関係者の方々を中心に運営されています。そして、全国から虐待等に関わる医療機関の先生方が尼崎に来られています。
 虐待発見の契機が、医療機関の受診からということは少なからずあります。医療従事者が、診断の結果から、ネグレクト・虐待に気がつき、児童相談所等と連携することは極めて大切です。また、虐待防止に向け、行政のケースワーカーなどと連携しつつ、精神医学の側面からサポートいただくことも不可欠です。虐待を予防し、また対処していくには、行政と医療との連携は極めて充実です。本日の学会は、本市職員も参加させてもらっています。医療から見た課題について理解を深める良い機会になればと思います。

このページに関するお問い合わせ

秘書室 秘書課
〒660-8501 兵庫県尼崎市東七松町1丁目23番1号 本庁南館2階
電話番号:06-6489-6008
ファクス番号:06-6489-6009