令和5年(2023年) 11月の尼活日記

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印刷 ページ番号1034573 更新日 2023年12月11日

11月29日(水曜日)暴力団追放パレード

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 兵庫県警・市内警察署・住民で構成される尼崎暴力団追放推進協議会の皆様とパレードをしました。
 市内の暴力団事務所は今、やっとゼロになりました。引き続き、暴力団事務所ゼロを維持できるよう、地域住民の皆さんと協力していきたいと思います。
 昨日の記者会見では、市の暴力団排除条例の改正のパブリックコメントについても、公表しました。市内全域での暴力団事務所の運営禁止、中止命令と刑事罰の創設、市等による事務所使用差し止め請求の実施など、基礎自治体としては珍しい、「実効性」を確保した条例にしていきたいと思います。

11月28日(火曜日)「あまがさき子ども・子育てアクションプラン」を策定しました!

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 本日の記者会見で、「あまがさき子ども・子育てアクションプラン」を策定・公表しました。
 尼崎市の今後の成長・持続可能性を考えたとき、ファミリー世帯の転入・定住促進は不可欠です。駅前の再開発などが進み、尼崎のイメージが向上している今こそ、子育て支援策を充実させ、これまで転出傾向が強かったファミリー世帯の転入・定住促進に向けて、本格的に施策を打っていくべく、この任期内の重点取組を取りまとめました。今後、3年間で40のアクションに対し、50億円の投資をしていきます。実際の事業予算は、今後、議会にもお諮りしながらになりますが、今後、このアクションプランを軸に、施策の展開を図っていきます。
 また、具体的なメニューとしては、例えば、以下のような、子育ての「経済的」、「時間的」、「心理的」負担を軽減するための各種サポートを実施していきます。
・学びの多様化学校の新設
・フリースクール等の利用者への補助
・保育料の引き下げ
・児童ホーム(学童)の開所時間延長・昼食配送
・学校等の諸手続きのオンライン化
・トイレの洋式化の加速化等の学校環境の整備・充実
・スクールロイヤーの設置
・公立図書館の再整備(北図書館)
・子どもの医療費助成の18歳までの拡充  など
 
 子ども・子育て支援施策と合わせて、今後、ファミリー世帯の転入・定住を促進するための住宅施策についても、来年度予算に向けて、体系的な取組を進めていきたいと思っています。もちろん、福祉や高齢者施策も大切です。現在、国会で、住民税非課税世帯に対する給付金(7万円)などの経済対策についての補正予算の審議がなされています。国会での審議も踏まえながら、多様な世代への給付が速やかに届くよう、しっかりと目配りをしながら準備を進めてまいります。

11月27日(月曜日)阪神タイガース リーグ優勝及び日本一報告会

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 本日、あましんアルカイックホールで、阪神タイガース リーグ優勝及び日本一報告会が開催されました。
 岡田監督と、兵庫県出身の近本選手会長、佐藤選手、坂本選手、才木選手、村上選手が尼崎に来てくれました。参加された皆様も大喜び。たくさんの元気をいただきました!お忙しい中、本当にありがとうございました。また、開催にあたり、多くの関係の皆様にご協賛、ご尽力をいただきました。ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました!
 令和7年2月には阪神タイガースファーム施設、室内練習場、選手寮が尼崎にやってきます。阪神タイガース施設を有する自治体として、これからも、阪神タイガースを応援していきたいと思います。

11月26日(日曜日)3市長子育て座談会

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 今週の土日も、朝から夜まで、様々なイベントに顔を出させていただきました。

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 西宮にもお伺いして、西宮市の石井市長、川西市の越田市長と、「3市長子育て座談会」という、一風変わった座談会にも参加させていただきました。
 3市長で仕事と家事の両立を頑張ろう!と確認をした直後に、妻から、「土日はワンオペ」と言われて肩を落とすという、情けない結果となりましたが、くじけずに、できることは、しっかりやっていきたいと思います。

11月26日(日曜日)職業体験イベント「キッザケア」

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 社会福祉法人あかねさんが主催するキッザケアを訪問。子どもが、介護体験や、看護体験などをする機会を提供してくださっています。
 驚きなのが、年に一回のイベントにも関わらず、制服や道具、体験したらもらえる報酬の代わりになる紙幣など細部まで工夫を凝らしていることです。できるだけ楽しくかつリアルな体験をしてもらいたいという思いが伝わり、子どもさんも満足そうですし、きっと、将来、職業を考える際に大切な体験になると思います。

11月25日(土曜日)尼崎寺町まち灯り

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 尼崎寺町まち灯り。尼崎商工会議所青年部の皆さんが取り組まれているイベントです。
 尼崎の寺町が、市内の小学生が作った灯籠で埋め尽くされ、とても美しい風景になっています。青年部の皆さんは、様々なアイデアで街に活気を作ってくれています。本当にありがとうございます!

11月25日(土曜日)sononそのだ

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 リニューアルされた阪急園田駅の高架下商業施設「sonon(そのん)そのだ」を見学。ファストフード、薬局、スーパー、飲食店など、ほとんどがリニューアルされています。
 今後、本市も駅前広場の整備を進めていきます。相乗効果により更なる園田駅前の賑わいが生まれるよう尽力していきたいと思います。

11月25日(土曜日)Enjoy! OH! SHOW! タコフェス

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 大庄地域の新南の口公園を作るにあたっての社会実験で、この土日に様々なイベントを開催。
 どんな使い方ができるのか、どこまでなら地域で許容できるのかを、地域で議論して決めていく、初の協働型公園の取組です。成功に向けて、担当部局、地域の皆さんの強い思いを感じました。

11月25日(土曜日)中国残留日本人への理解を深める集い

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 「中国残留日本人への理解を深める集い」が開催されました。
 尼崎でも、中国残留邦人への支援に熱心に取り組まれている市民の皆様がいらっしゃいます。記録として写真を残したり、日本語教室を開催されたりしています。言葉の壁もあり、日本に帰国されても苦労される方も多いです。
 歴史を知り、また、当事者の生活や思いを知ることで、理解が深まり、支援の手が増えていきます。長らく活動をされてきた市民の皆様に改めて敬意を表します。

11月21日(火曜日)尼崎市公設地方卸売市場70周年記念感謝状贈呈式

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 尼崎市公設地方卸売市場70周年記念感謝状贈呈式。
 尼崎の市場は、中央卸売市場として昭和通2丁目で開設され、昭和42年に現在地へ移転、地方卸売市場への転換、近年では卸売業者の突然の撤退など、その時代その時代の様々な課題を乗り越えてきました。そこには、卸売業者、仲卸業者、そして組合の皆様の絶え間ないご尽力がありました。
 長年功績のあった皆様に、70周年を記念して、感謝状を授与させていただきました。

11月21日(火曜日)寄付感謝状贈呈式

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 武庫之荘駅南口のゴンドラ噴水をリニューアルしてくださった「武庫之荘水と緑のまちづくりプロジェクト実行委員会」の皆様に感謝状を贈呈。
 「世界を旅する画家」として知られ、かつて武庫之荘にお住まいだった故中村百合子さんの作品をもとに作られたモニュメントがゴンドラ噴水です。老朽化しており、地域でも改修すべきだという議論が出ていた中での有志のご支援のおかげで、見違えるような姿に復活をしています。本当にありがとうございました!

11月20日(月曜日)尼崎経営者協会意見交換会

051120経営者協会意見交換会

 尼崎経営者協会主催の意見交換会に呼んでいただき、尼崎市の取組について講演させていただきました。
 尼崎の現下の財政状況、今後の成長戦略、産業政策などについて説明させていただき、会員企業の皆様からは、価格転嫁の課題、賃上げの動き、さらには、企業誘致など様々なご意見をいただきました。
 地域経済の成長・好循環に向けては、経営者協会と行政とが一致団結して、大きな流れを作っていくことが大切です。定期的に意見交換をし、地域経済の動きを機微に把握する努力を続けていきたいと思います。

11月19日(日曜日)自然と文化の森収穫祭

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 自然と文化の森収穫祭が開催されました。園田地域を中心に、自然と文化を大切にされている自然と文化の森協会の主催です。
 地域で育てられたたくさんの野菜が販売されました。とりわけ、「田能の里芋」は、地域で代々守られてきた尼崎独自の里芋です。粘り気が強く大変美味しい里芋です。私も堪能させていただきました。

11月18日(土曜日)女性応援トークの会~「転機」

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 尼崎市女性センター・トレピエで開催された「女性応援トークの会~転機」に参加させていただきました。稲村前市長、元兵庫弁護士会会長の津久井先生はじめ、尼崎で活躍されている方々が、それぞれの「転機」について語るという、何とも、刺激的な会でした。司会は元トレピエ所長、現市議会議員の須田さんでした。
 地域をまわると、個人で事業をされている多くの方々と話したり意見交換したりする機会はありますが、そういった方々の人生をじっくり伺う機会はなかなかありません。結婚や出産など様々な事情で仕事をやめ、その後、得意な分野を活かし、特徴のある事業を興されている方も複数いらっしゃいました。また、離婚を契機に、新たな自分の道を見つけた方もいらっしゃいました。また、すべての方が、誰かしらに大きな影響を受けながら、一歩を踏み出していました。皆さん、挫折を経験しつつも、「問題意識を持っている」、「具体的なアクションを起こしている」など、とにかく、自ら、チャンスをつかむために前向きに行動している方ばかり。
 人生は単線型ではなく複線型で、それぞれの人生を所与としながら、それぞれの生き方が拓かれていきます。共通していることは、決して、あきらめず、行動を起こしていくことではないかと思います。「トレピエ」という施設は、そういった生き方を支えるプラットフォームでもあることがよく分かったトーク会でした。

11月18日(土曜日)ミーツ・ザ・福祉

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 寒い!寒い!寒い中でしたが、ミーツ・ザ・福祉が無事開催されました。障がいのある人もない人も一緒になって楽しめる場をつくろう、との思いをもとに、さまざまな人びとが関わりあいながら進めているフェス企画です。
 私は、主催者のご指示で、(無理やり??)新喜劇に挑戦。「ごめんくさい」のチャーリー浜さんに挑戦しましたが、修行足りず、舞台の皆さんが転んでくれたか怪しい結果となり、悔いが残る挑戦になりました。次回は更なる成長に向けて頑張りたいと思います。
 寒い中、福祉関係を中心に多くの事業者さんが関わって、たくさんの賑わいが生まれました。本当にお疲れ様でした。

11月15日(水曜日)納税表彰式

051115納税表彰式

 「納税表彰式」に来賓として出席をいたしました。
 事業者の所得税は、いわゆる「申告納税」という手法で納税がなされています。自分たちで、収入・経費等を計算し、課税所得と納税額を確定させる作業を経るため、事業主の納税に対する知識や理解を広める努力が必要です。今回受賞された皆様は、自分たちも納税者である事業者でありながら、長年、納税に関する理解を深める取り組みにご尽力されてきた皆様です。改めてこれまでのご尽力に感謝申し上げます。
 さて、この表彰式で、市内の中学生が、納税に関する作文を発表され、ご本人が朗読されました。不覚にも涙が出てしまうほど素晴らしい作文で、この作文を読むと、税という仕組みを通じて、社会の構成員が助け合っており、そして、財政運営を担う立場である私としては、常に立ち返るべき原点だと感じましたので、皆様にもご紹介いたします。野村百花さん、本当にありがとう。

※作文の公表はご本人に了解をいただいています。
 

「2118」

                    大成中学校三年 野村 百花  

 2118グラム。私が生まれた時の体重だ。平均は3000グラムほどだから、軽い。いわゆる低出生体重である。14歳現在の体重は絶対に秘密だが、出生時の体重を言う時にはいつも胸の奥がほんのり温かくなる。

 私は、母のお腹の中にいる時から何度も命の危機があり、母は妊娠中のほとんどの期間を入院し寝たきりで過ごした。それでも妊娠6カ月の頃には、とうとう医師から「24時間以内に亡くなる可能性が高い。無事生まれる確率は2%。生き延びても重い障害が残る。」と言われる状態になったそうだ。その日、両親はまだ生まれていない私に名前をつけてくれた。百の花と書いて、ももか。花のようにただそこに生きているだけで人を幸せにし、人から愛されるような存在に、と願いを込めたと聞いた。

 その後、高度な治療の出来る病院に緊急搬送された母とお腹の中の私は、たくさんの方々に助けられ支えられ、搬送先の病院で2カ月以上持ちこたえた。

 そうして私は2118グラムの少し小さな体でこの世界にデビューした。医師や看護師からは奇跡だと言われ、それまでにかかった莫大な医療費のかなりの部分が乳児医療制度を通じて税金で賄われたそうだ。しかし、喜んだのも束の間、生後2日で私に心臓の病気が見つかり、その後の検査や治療にかかった何百万という費用もまた、税金による助成を受けたという。まさに税によって生かされた命だ。両親はその時の書類を今も大切に保管している。だからだろうか、ニュースの街頭インタビューに答える人たちは皆税金を払いたくないように見えるが、私は父や母が納税について文句を言うのを聞いたことがない。私自身も、正しく使われる限り税による相互扶助はとても恵まれた社会制度だと思う。

 そんなわけで、私は生まれた時の事を話す時、小さな命を守ってくれたたくさんの方々や両親、税や社会保障制度への感謝でほんのり温かい気持ちになるのだ。中学生の私は、消費税くらいしか納税に関わる事がないけれど、将来は所得税や住民税も納税して、その税金を正しく役立てて欲しいと考えている。

11月15日(水曜日)表敬訪問

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 大阪・神戸ドイツ連邦共和国総領事館メラニー・ザクシンガー総領事が表敬訪問をしてくださいました。
 尼崎市は、60年以上、ドイツアウクスブルク市と姉妹都市提携を結んでおり、人材交流や文化交流を行ってきました。そのご縁があってのご訪問です。文化交流、そして、同じものづくり大国同士の産業交流など、ますますの活性化について確認しあいました。ザクシンガー総領事は、日本に着任されて3カ月。慣れない土地での生活は大変だと思いますが、日本生活を楽しんでいただき、大好きになっていただきたいと思います。

11月14日(火曜日)尼崎工業会自主運営グループ「輪和会」

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 尼崎工業会自主運営グループ「輪和会」にて、これからの尼崎市政について、講演させていただきました。
 これまでの尼崎、現在の尼崎の状況をデータで紹介しつつ、街づくり、子育て政策、住宅施策、産業政策等のこれからについてお話させていただきました。
 ご自身の会社だけでなく、尼崎を元気にしたいと思う皆さんばかりで、私自身、強く励まされました。市役所のみで政策は実現できません。まさに「共創」の精神で、一緒になって、これからの尼崎の成長を作っていきたいと思います。

11月14日(火曜日)尼崎市防災会議

051114防災会議

 尼崎市防災会議を開催しました。災害対策基本法に基づき年に1度開催される、国・県等の関係機関・インフラを担う民間企業・地域代表者等が集まる会議です。尼崎市の地域防災計画の策定等にあたり、関係機関や地域の意見を伺ったり、調整したりする機能があります。
 尼崎市から、避難所の運営、情報伝達システムの改善、普及啓発に関する取組等について最近の動きを共有しつつ、国土交通省からは猪名川・藻川の護岸工事等について、兵庫県からは、武庫川や湾岸部の高潮対策等について、女性センターからは避難所等でのジェンダーへの配慮等に向けての普及啓発に関する報告をいただきました。
 災害対策は、行政が中心となる河川・港湾・道路等の「ハード」の取組と、地域を巻き込んだ「ソフト」の取組の両輪が欠かせず、とりわけ、ソフトの取組は、普及啓発も含めて、全市上げての取組が重要となります。仮に水害が起こったときに、いつ、どこに、どうやって避難し、その際はどんなものを持っていくのかなどを把握するための「マイ避難カード」の作成の普及も大切です。
 他都市の事例なども情報収集しつつ、関係機関が連携を進め、本市の災害対応能力の向上に努めていきたいと思います。

11月12日(日曜日)オレンジリボンフェスタ2023inあまがさき

051112オレンジリボン

 11月は「児童虐待防止推進月間」です。オレンジリボンは、児童虐待防止のシンボルマークです。そして、尼崎では、「オレンジリボンフェスタ2023inあまがさき」が開催されました。
 市内の子育て支援をされている民間団体や病院関係の皆様、民生児童委員、保護司、大学生など、多くの方々のご協力によって、様々なイベントや、子育てに関する相談・啓発ブースなどが設けられていました。奄美からの帰りで、終了間際に少ししか顔を出せませんでしたが、ご尽力いただいた皆様に改めて感謝を申し上げたいと思います。
 虐待による死亡事例は年間50件を超え、1週間に1人の子どもが命を落としている現状です。望まない妊娠の予防、産前産後のケア、核家族化に伴う子育ての孤立化、発達の課題などへの相談体制など、それぞれの観点から、きめ細やかな支援が必要です。地域の子育て支援団体の皆様とも協力しながら、児童虐待防止に向けた取組にも引き続き力を入れていきます。

11月11日(日曜日)奄美群島日本復帰70周年記念式典

051111奄美復帰70周年

 奄美群島日本復帰70周年記念式典に参加しました。
 尼崎には、奄美群島ご出身の方がたくさんお住まいです。関西奄美会はじめ、各島、各地区の郷土会も盛んで、多くが尼崎を拠点に開催されており、鹿児島県知事や地元市町村長もよく尼崎にお越しいただいています。そのご縁もあり、記念式典にご招待いただきました。
 戦後、「信託統治」としてアメリカに接収され、昭和28年12月25日に日本に返還。戦中の被災、そして、日本復帰に向けた全島あげての運動など、島民の皆様の数々の苦労と努力は計り知れないものと思います。そういった軌跡が、見事に式典で表現されていました。
 日本復帰後、奄美から関西に、多くの島民が働きに来て、関西・尼崎の成長を支えました。関西で苦労された奄美ゆかりの方々の、故郷に対する思いは、ひとしおのことと想像します。
 奄美群島は、2021年に世界自然遺産にも登録されました。人口減少社会の中で、産業や文化の担い手の確保も大きな課題と思いますが、これからも尼崎と奄美群島との関係を大切にし、関西にお住まいの奄美ゆかりの皆様が、故郷を思う心を大切にしていきたいと思います。

11月9日(木曜日)兵庫県子育て世帯への住宅施策検討会

051109県小委員会

 兵庫県子育て世帯への住宅施策検討会(第2回)に出席しました。第1回会議でのプレゼンに引き続きの出席で、今後の兵庫県のファミリー世帯の転入・定住に向け、尼崎市の課題も共有しながら、具体的な施策の方向性について議論しました。兵庫県としても、圏域全体の施策も検討しつつ、尼崎のポテンシャル(可能性)を伸ばす方策についても真剣に考えてくれており、大変ありがたく思います。
 住宅施策は、宅地開発の余剰地が多く残っている自治体と、尼崎市のように開発され尽くしている自治体では、取るべき手法も大きく異なってきます。尼崎市は、利便性が高く、住宅としてのニーズはものすごく高いものの、市域が狭く、一人暮らし用の賃貸マンションなどが多い一方で、ファミリー世帯に適した余裕のある物件が少なく、供給制約が生じていることが課題と認識しています。
 工場や公共用地など大きな土地が出たときに、良好な住環境形成に向けてどう誘導をしていくのか、便利なところに多く発生している空家をどうリノベーションしたり新陳代謝を促したりして、新しい世代に新規住宅として供給できるようにしていくか、あるいは、県外から転居の場合は当初は賃貸が多い状況がある中で、ファミリー世帯の県外からの転入を促すための方策をどう考えていくのか、など様々な観点があります。もちろん、街づくりや子育て支援施策、イメージ戦略等のソフト戦略も重要です。
 兵庫県の施策と連動した上で、本市としても、その上乗せ・横出し施策を果敢に検討することで、それぞれの施策の効果がより高まりますので、兵庫県と課題意識を共有し、足並みをそろえつつ、より効果のある施策を検討していきたいと思います。

11月6日(月曜日)空飛ぶクルマデモフライト用暫定ポート完成イベント

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 尼崎最南端のフェニックス事業用地に、兵庫県が新たに整備した「空飛ぶクルマデモフライト用暫定ポート」の完成イベントにご案内いただきました。
 2025年の大阪・関西万博での、空飛ぶクルマの飛行実装に向けて、経済産業省・国土交通省を中心として、機体の安全基準や、操縦者の技能証明、運航安全基準、離着陸場の要件などの検討が進められています。その実証ポートの一つとして、本市のフェニックス事業用地が指定され、今後、実証の場として、活用されていくことになります。
 一つのマイルストーンとしては大阪・関西万博ではありますが、私としては、兵庫県を中心として、長年埋め立てを行ってきた広大なフェニックス事業用地が、今後、どう活用されていくのかというところに強い思いがあり、できれば、今後の関西の成長、そして、日本の成長を引っ張っていくような土地の使い方が実現していけばよいと思っています。資源のない我が国では、技術開発・イノベーションに対する飽くなき追求心というのは、極めて大切なことだと思っています。
 大学や研究機関における基礎研究・応用研究、そして企業における研究開発、そして社会実装と、様々な技術革新を応援してこそ、日本社会が発展していくものであり、工業地域として発展した尼崎の南部工業地帯において、そういった技術革新を支える新たな基盤が整備されていくとすれば、それは、大変嬉しくもあり、また、そのことによって、周囲の産業が活性化し、ひいては、市民の皆様の生活へと還元されていくものであれば、なおさら、私としては望ましいものと思っています。
 日本は成熟した国です。様々な緻密な法制度やルールによって、社会全体が構築されています。その分、ドローン、カーシェアリングなど、既存のモビリティのイノベーションへの対応が、諸外国に比べて、後手後手に回る傾向があります。技術革新だけでなく、緻密な社会的なルールの整備が不可欠だからです。
 「空飛ぶクルマ」は、世界的な競争の中で、日本で実装していくにあたっての様々な課題を乗り越えるための条件を整理している段階であり、その舞台の一つが、フェニックス事業用地となるわけです。国や各事業者の挑戦を、地元自治体としても応援をし、日本産業を引っ張る存在として成長することを期待したいと思います。

11月6日(月曜日)武庫川髭の渡しコスモス園

051106コスモス園

 武庫川のコスモス園が満開です。雨の中での訪問になりましたが、本当に綺麗に咲き誇っていました。
 かつてはゴミ投棄などで悩まされた武庫川河川敷が、地域の皆さんのご尽力によって美しいコスモス園になっています。コスモス園を整備されている地域の皆様に対し、改めて感謝を申し上げます。

11月5日(日曜日)文化未来奨励賞受賞記念展「声声が灯してー小出麻代」

051105文化未来奨励賞展

 第5回尼崎市文化未来奨励賞受賞記念展「声声が灯してー小出麻代」が開催されています。
 何と、かつて、結婚式場で、今は使われていない総合文化センター9階を使った展覧会です!小出さんが尼崎を巡ったエッセンスがぎっしり詰まっています。

 2023年11月3日(金曜日)~2023年11月26日(日曜日)
 土日月祝 正午-午後5時00分(入場は午後4時30分まで)になります。

11月5日(日曜日)高等学校吹奏楽部公開レッスンコンサート

051105公開レッスン

 本日は、高等学校吹奏楽部公開レッスンコンサートが開催されました。ドイツとの橋渡し役をしてくださっている山岡記念財団さんの多大なるご貢献で、毎年実現できています。
 今年の指揮・指導者は北原幸男先生です。武蔵野音大で教鞭を取られると同時に、宮内庁楽部指揮者でもあられ、何と、令和の時代に入った時に宮内庁が披露した、奉祝行進曲「令和」の作曲者でもあります。本当に素晴らしいご指導で、みるみると高校生の楽曲が変わっていくのが、私にもわかりました。
 高校生にとっては、大変貴重な機会となったと思います。本当にありがとうございました。

11月5日(日曜日)秋のイベントシーズン終盤

 本日は、朝から夕方まで、とにかくみっちりと動いた一日でした。少し気温が暑いくらいで、熱中症の方も増えたのではないかと心配しております。
 市内では、農業祭、小田まつり、武庫之荘駅前ロータリー祭りなど、各地でイベントが開催されました。

051105農業祭

 農業祭では、「あまやさい」を求めて、朝早くから多くの方が並んでくれていました。「あまやさい」の知名度を上げていきたい本市としては、本当にありがたい限りです。

051105いい歯フェア

 また、11月8日は「いい歯の日」です。「いい歯の日」にちなみ、歯がたくさん残っているご高齢の皆様に対して、表彰をさせていただきました。歯の健康は全身の健康につながります。
 オーラルフレイルを意識して、ご高齢になっても、できるだけ多くの歯が残るよう、皆さまの日頃のケアに期待です。

051105イベント終盤

 その他のイベントについても、全て顔を出せたわけではありませんが、それぞれの地域で、地域を元気づける活動をされている皆様に対して、改めて感謝を申し上げたいと思います。
 最近は、土日は雨も降らず、私が参加予定のイベントも、まだ中止になったものはありません。また、就任初年度に、阪神タイガースが38年ぶりの日本シリーズ優勝。大変縁起もよく嬉しく思っています。
 秋の様々なイベントもそろそろ終盤を迎え、徐々に年末モードに転換をしていく時期です。政策も、この2カ月で、予算編成の大詰めを迎え、私にとっても、初めての通年予算をまとめていくステージに入っていきます。
 気候も寒暖差が激しい季節です。どうぞ、皆様、健康に気を付けてお過ごしください。

11月3日(金曜日)三連休のイベント

051103三連休イベント

 この三連休は、多くの地域で様々なイベントが開催されています。
 武庫地区にあるポリテクセンター兵庫(雇用保険で運営される職業訓練センター)では、「尼崎ものづくり未来の匠選手権」が開催されました。産業都市尼崎を支える技術を継承し、発展させることを応援する選手権です。
 自転車道のみ開通の「新藻川橋」では、そのだライオンズクラブ主催の「橋の上コンサート」が開催されました。土地収用等の関係で開通が遅れている園田西武庫線が開通されるまで、橋の上を上手に活用したイベントを、主催者が考案されました。今後の安全の確保等の課題・声に対しても、丁寧に対応できるように心がけていきたいと思います。
 姉妹都市ドイツ・アウクスブルク市からやってきたバイオリン・チェロ・ピアノで構成される「ターリストリオ」の皆さんにも挨拶。チェロの岡田さんは、アウクスブルクでご活躍の日本人です。
 梅田では、NPO法人小学校英語指導者認定協議会(J-SHINE)の20周年記念シンポジウムにお招きいただき、尼崎市の小学校英語の教科化後の指導体制等についてプレゼンをさせていただきました。英語教育の専門家の皆様にも、尼崎市の英語教育の実施体制について、お褒めをいただいたことは大変ありがたいことです。
 明日の田能遺跡祭りなど、本当に、各地区・団体の皆様、ご活躍です。本当にお疲れ様です。

11月3日(金曜日)県立尼崎高等学校創立100周年

051103県尼100周年

 県立尼崎高校創立100周年。「旧制中学」は県内でも限られ、歴史と伝統のある高校です。OBの皆さんは各方面でご活躍です。
 設立当初は費用も十分でなく、市民の皆さんの支援でできたとのこと。今後の発展を祈念いたします。おめでとうございます!

11月1日(水曜日)中核市サミットin宇都宮

051101中核市サミット

 本日、明日は宇都宮市で中核市サミット。全国の中核市の市長さんが集まり各地の政策課題について共有、意見交換をします。
 災害にあった自治体の苦労、市域面積が広い自治体の苦労など、同じ中核市でも課題は様々です。せっかくの機会です。しっかり意見交換をし、共通の課題は国への提言に繋げていきたいと思います。

このページに関するお問い合わせ

秘書室 秘書課
〒660-8501 兵庫県尼崎市東七松町1丁目23番1号 本庁南館2階
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ファクス番号:06-6489-6009