令和6年(2024年) 1月の尼活日記

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印刷 ページ番号1035458 更新日 2024年2月1日

1月31日(水曜日)全国初!再犯防止の推進に関する連携協定締結

060131再犯防止協定

 尼崎市保護司会、神戸保護観察所と連携をし、再犯防止の取り組みを進めていきます。

1月31日(水曜日)寄付感謝状贈呈式

060131阪神まちづくり建設協会

 児童養護施設に入所しながら大学進学を目指す子どもの塾代をご支援をいただいた「阪神まちづくり建設協会」様に対し、感謝状を授与させていただきました。
 親の虐待など様々な理由によって、親と離れ離れの生活を余儀なくされるお子さんは、児童養護施設から、学校に通い、また、高校等へ進学します。また、児童養護施設に入所している子どもの大学進学率は極めて低く、その背景としては、大学入学後の下宿や学費等の課題や、国の措置費の中で想定されている塾代が十分でないといった課題があります。
 「親がいないなど、経済的に進学が難しい子どもでも大学に行けるような社会になってもらいたい」という阪神まちづくり建設協会の皆様のご厚意は、児童養護施設を運営する我々としても、大変心強く、ありがたいご支援です。本当にありがとうございました。

1月30日(火曜日)子育て世帯向け住宅施策パッケージ

 すでに新聞報道にも出ていますが、兵庫県と連携した「子育て世帯向け住宅施策パッケージ」を公表しました。
 尼崎の令和5年の人口動態は1,765人の転入超過と昭和44年以降最大の転入超過であり、本市が重要視しているファミリー世帯についても、統計を取り始めて以降、最も良い数値になっています。しかしながら、未だ、転出傾向であることは否めません。現下の大きな課題の一つとして、ファミリー世帯向け住宅の「供給制約」があると考えています。
 かつて、今より約10万人多い、人口55万人時代があった本市です。歴史的に早く発展してきた経緯もあり、狭い市域に、住宅がびっちりと建っています。そして、住宅の老朽化が全体的に進んでいます。また、利便性の良さも相まって、単身世帯用のアパートやマンションの立地が進んでいます。
 一方で、近年の共働き世帯の増加により、より利便性の高い地域を志向する世帯が増えています。また、住宅の老朽化は、今後の建て替え需要を考えたら、チャンスでもあります。
 尼崎のイメージが大きく変わりつつある今だからこそ、「子育て支援」のソフト戦略と相まって、住宅施策の強化を図っていくことにより、住宅市場の新陳代謝を促進し、ファミリー世帯向け住宅の供給制約を打破していくことが重要と考えています。特区地域における住宅の取得支援や子育て支援施設の開設支援、市営住宅の効果的な活用(子育て世帯の入居支援)、今後生まれる公有地(市営住宅跡地等)への優良住宅の誘導、空き家活用に向けたインスペクション(建物状況調査)の全額助成、相続登記促進、そして相談窓口の設置など、総合的な取り組みに対して、3年間で6億円の投資をしていきます。
 これは第一弾の取り組みで、引き続き、駅周辺のマンション等の容積率緩和や総合設計制度の運用基準の明確化等を通じた優良住宅の供給確保策、さらには、大規模開発における事前協議の仕組み構築など、制度的な対応も、住環境アドバイザリーボードで検討を進め、令和6年度内には結論を出していきたいと思います。

1月29日(月曜日)尼崎市の人口動態1,765 人の転入超過!ファミリー世帯の転出超過も大幅改善!

 令和5年中の尼崎市の人口動態は、1,765人の転入超過となり、昭和44年以降で最も高い数字になりました。
 ファミリー世帯についても、これまで転出傾向が続いていましたが、今年は、昨年(▲317世帯)に比べて4割以上の改善(▲180世帯)となり、統計を取り始めた平成24年以来、最も、改善した数値となりました。尼崎市のイメージが少しずつ良くなっていること、さらに、共働き世帯が増え、より利便性の高い地域での居住ニーズが高まっていることなどが考えられますが、いずれにせよ、本市にとっては、過去にないポジティブな統計結果となりました。ただし、少子高齢化の中で、全国的に出生数と死亡者数の差が開いており、本市でもそれは例外でなく、人口規模全体では、漸減傾向ではあることには留意が必要です。
 こういったポジティブな流れをさらに加速させ、住みたい街として選ばれるようにすべく、とりわけ、ファミリー世帯の転入定住に向けて、治安・マナーの改善、子育て・教育施策の充実、住環境の改善、公園や駅前環境など街づくりの推進などの取組を、引き続き、強力に推し進めていきたいと思います。

1月28日(日曜日)SDGsフェア in AMA2024

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 小田南生涯学習プラザで「SDGsフェア in AMA2024」が開催されました。
 市民団体などによるSDGsの取組展示と、小中高生による実践発表がなされ、私は、実践発表に対する講評という大役を仰せつかりました。小中高生からは、総合的な学習の時間や探求の学習の時間を使ってまとめられた尼崎の環境問題、人口問題、外国人問題などについてのプレゼンがありました。
 まずもって関心したのは、小学生から、しっかりと情報収集・実践・考察といった手順で、上手にスライドにまとめられており、的確にプレゼンできていたことです。そして、私たちの時代では考えられないくらい、地域のことを詳しく勉強してくれていました。もちろん、高校生はさらに、そこから、具体的な提案などもしてくれていました。間違いなく、教育は進化しています。そして、デジタル化が大きな役割を果たしていることを、つくづく感じます。
 地球が描かれている絵は、小田北中学校の生徒が書いてくれた絵です。環境が汚染されていた時代の絵と現在の絵の比較です。このような環境の変化は、長年の「人間」の叡智と努力の成果であるわけですが、これから50年後に、今日プレゼンしてくれた皆さんの世代の叡智と努力により、この絵がどのように変化するかが楽しみになりました。

1月26日(金曜日)兵庫県・市町懇話会

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 兵庫県・市町懇話会に参加しました。県の来年度予算案の方向性が一定程度見えてきた段階で、知事はじめ県幹部の皆さんから説明を受け、各市町の首長がそれぞれ意見を述べる場です。
 私からは、人手不足が深刻な中、多くの外国人が特定技能制度を活用して、日本に働きに来ており、貴重な労働力として活躍しているが、今後、家族なども日本に来る可能性があることを考えれば、早めに地域コミュニティに溶け込めるような支援を自治体としてもしていく必要があると考えており、これは基礎自治体単位だけでなく、県域、そして全国の課題として取り組む必要があることから、ぜひ一緒にアンテナを高くしながら対応を考えていきたいと提案させていただきました。
 市域を超えた様々な課題があります。こういう場で積極的に課題を共有し、一緒になって、兵庫県の発展に繋げられればと思います。

1月25日(木曜日)尼崎市産業功労者表彰・ものづくり達人顕彰

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 尼崎市産業功労者表彰とものづくり達人顕彰の表彰をさせていただきました。
 産業功労者表彰は、産業の発展に大きな功績をあげられた方に対して授与するものです。ものづくり達人顕彰は、その名の通り、ものづくり分野で極めて高い業績を上げられた方に対して顕彰するものです。
 ご受章された皆様は、個々の企業などの経営にご尽力されながら、それだけでなく、尼崎や日本社会の発展についても、常に考え行動されておられます。私もいつも勉強させていただいておりますし、このような産業界の皆様がいるからこそ、尼崎市も、ここまで発展することができました。改めて感謝を申し上げるとともに、引き続き、後進のご指導にご尽力いただきたいと思います。
 ご受章、本当におめでとうございます。

1月23日(火曜日)帝塚山大学で行政実務講座

060123帝塚山大学

 尼崎出身・在住の帝塚山大学法学部の先生がいらっしゃるご縁で、本日は帝塚山大学で、「行政実務講座」の講義をさせていただきました。
 公務員志望者も多いとのことで、国と自治体の仕事内容・性質などについて紹介しつつ、政策決定プロセス中心に説明をさせていただきました。受講者は一年生とのことですが、しっかり授業を聞いてくれました。
 少しでも行政の仕事に関心を持ってもらえたら幸いです。また、後悔のないように、精一杯頑張ってもらいたいと思います。

1月20日(土曜日)尼崎市医師会新年祝賀会

060120医師会

 土日も含め様々な会合にご挨拶に伺っております。
 尼崎市医師会の皆様には、休日夜間急病診療所の運営や、コロナ時における訪問診療の体制づくり、介護と医療の連携体制づくりなど、様々な面で、本市と連携しながら地域医療を支えていただいています。本市は市立病院がありません。その分、医師会の皆様とはしっかりと連携することが不可欠です。
 産後ケアの充実、新生児聴覚検査の実施、看護学校の運営強化、休日夜間急病診療所の移転など、多くの課題がありますが、一つひとつ着実に解決をしていきたいと思います。

1月17日(水曜日)1.17は忘れない

060117訓練

 阪神淡路大震災から29年が経過しました。尼崎でも49名の市民の方が亡くなり、1万件以上の家屋が全壊しました。未来ある命が、震災でお亡くなりになったことに対し、心より、ご冥福をお祈り申し上げます。
 「1.17は忘れない」取組として、本市では、毎年、防災訓練を行っています。市内学校において、子どもの防災教育や地域の方々の訓練・勉強会などを開催しました。こども達に対しては、震災時には、市役所も消防も自衛隊もフル稼働しますが、それでも、人手が足らず、地域の皆さんで、救助や避難所運営をしていかなければならなくなります。だからこそ、保護者も含め、常日頃から地域で顔が見える関係を作っておいてください、とお願いをしました。
 本市として、能登半島への支援を可能な限り行いつつ、再び、災害が起こったときに、市民の命を守り、また、地域で協力しあえる環境を作るべく、尽力していきたいと思います。

1月15日(月曜日)消防職員派遣

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 本日から、石川県輪島市に消防職員7名が派遣されました。総務省消防庁から、兵庫県に対して派遣指令があり、兵庫県が大隊(合計51隊、183名)を編成して、現地に入ります。本市消防職員は、兵庫大隊を構成する「後方支援小隊」と「救助小隊」のメンバーとして、支援に入ります。
 本市と異なり、雪国での作業になりますが、日ごろの訓練の成果を発揮して、被災者に寄り添いながら、尽力されることを期待したいと思います。あわせて、怪我・事故に気をつけて行ってきてもらいたいと思います。
 激励の思いを込めて、市を挙げて見送りました。

1月14日(日曜日)年始行事

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 この土日含め、各地域・団体の新年賀会やイベント、餅つき会などに顔を出させていただきました。
 どこの会場でも、義援金の募集など含め、能登半島地震による被災地に思いを寄せながら、それぞれの地で、今年一年頑張ろうと、参加者で確認し合っていました。

060115新年行事2.

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 また、武庫地域では、全国からカレンダーを募り、それをチャリティーとして販売することにより、被災地を支援するという取組もされていました。
 被災地では、行政が準備した避難所以外にも、各地域でたくさんの避難所が運営されているようです。各地域の役員の皆さんが高齢化していることも確かですが、地域で顔の見える関係を作り、何かあったときに助け合える地域として維持され続けることは、行政としても大変心強い限りです。
 今年も、地域の活性化に向け、各地域・団体の皆様としっかりとコミュニケーションを取りながら、行政運営をしていきたいと思います。

1月13日(土曜日)こども家庭庁加藤大臣がひと咲きプラザを視察

060113加藤大臣

 こども家庭庁の加藤鮎子内閣府特命担当大臣が、尼崎のひと咲きプラザ・ユース交流センターを訪問されました。
 尼崎の子育て支援の取組・ユース交流センターの取組を説明させていただき、熱心にご質問いただきました。また、ユース交流センターで活動している若者の皆さんとも意見交換をされました。
 加藤大臣は私と同世代。できたばかりのこども家庭庁で、こども政策・若者政策などのかじ取りに奮闘されています。本市の取組が、国におけるこども・若者政策の検討に役に立てば幸いです。ご訪問ありがとうございました!

1月12日(金曜日) 尼崎ものづくり未来の匠選手権表彰式

060112ミラタク

 尼崎ものづくり未来の匠選手権の表彰式において、溶接、旋盤、電気工事の各部門で優秀な成績を収めた皆様を表彰させていただきました。
 市内の高校生、そして、ベトナムから来られた実習生も挑戦してくれました。選手権の機会をとらえて、スキルアップに向けて励まれているご本人の努力はもとより、従業員の育成を大切に考え、挑戦するチャンスを与えてくれている市内企業があるからこそ、尼崎の中小企業におけるものづくりの伝統が守られています。改めて感謝を申し上げます。
 来年も、多くの企業や学校の皆様に挑戦をしていただきたいと思います。ご受章された皆様、おめでとうございます。

1月11日(木曜日)神戸経済同友会の皆様と意見交換

060111神戸経済同友会

 神戸経済同友会の皆様が尼崎にいらっしゃいました。「神戸」の名前がつくものの、阪神部会もあり、兵庫全体で構成されているとのことです。
 例年は、兵庫県知事と神戸市長と面談されていたようですが、今年はご縁をいただき、尼崎にも足を運んでくださいました。尼崎だけでなく、兵庫県各地で事業をされている皆様との意見交換は、尼崎の市政を考える上でも、新たな視点を得られるものであり、大変有意義でした。引き続き、様々な意見交換をさせていただきたいと思います。

1月11日(木曜日)避難所運営職員の派遣

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 本日、珠洲市へ、職員2名が出発しました。支援物資を載せられるだけ載せ、本日は金沢で一泊。明朝早くに、珠洲市に向かいます。
 避難所運営支援として手を挙げてくれた職員に感謝です。どうぞ、身体に気を付けて頑張ってきてください!

1月9日(火曜日)被災地派遣

060109能登派遣

 明日から、本市職員1名を石川県穴水町に、2名を珠洲市に派遣します。建物の状況を確認するための応急危険度判定本部の事務や、避難所運営職員として尽力します。
 過酷な状況の中で生活しておられる被災者の支援のために、本市職員が現地で汗を流してくれることに、市長として改めて敬意と感謝を申し上げます。阪神淡路大震災から29年が経過しようとしており、私も含め、職員として被災者支援を経験している者は少なくなりつつあります。今回派遣された職員の経験は、必ずや、本市の被災時にも生きてくるものと考えます。どうぞ、健康に気をつけて行ってきてください。本当にありがとうございます。
 今後、派遣者からの情報に基づき、避難所運営等で必要な物資等も順次出していきたいと思います。合わせて、本市でもできることとして、避難希望者向けに、公営住宅の入居受付と義援金募集をしております。本庁舎に募金箱を設置していますので、皆様も、ぜひ、ご協力お願いいたします。

1月8日(月曜日)年始行事

050108新年

 年始から、様々な行事が動いています。消防出初式、20歳のセレモニー、経済界はじめ各団体の新年賀詞交換会など、各所で挨拶をさせていただいています。
 被災をしなかった地域は、それぞれができる被災地への支援をしつつ、それぞれの地域の発展に尽力していくことが、長い目で見れば、大切です。各業界・団体、地域などが、それぞれ発展して、初めて、まちの発展となります。
 各所でお世話になった皆様に感謝しつつ、市役所としても、今年、着実に仕事を進めていく決意を各所で述べさせていただきました。

1月5日(金曜日)幹部会

060105幹部会

 新年が始まりました。被災地の支援に向けた準備をしつつも、尼崎の成長に向けた取組は着々と進めなければなりません。
 今年の目標は、仕事は「前向きに」、そして、一つひとつのやるべき仕事を「着実に進め」、そのことを通じ、市民の安全・安心を確保しつつ、尼崎市を成長させることです。今年は、私が就任して初めての通年予算の議会を迎えます。しっかりと乗り切っていきたいと思います。
 年始初めての幹部会では、幹部の皆様には、次のようなお願いをしました。
・政策判断にあたって「どうせ、最後は上司(市長)が判断するから」と安易に考えていないか?自分自身に問うてもらいたい。
・市役所の仕事は、市長が1から100まで全て意思決定しているわけではない。市長が主導して動くプロジェクトもあるが、各部局から始まるものがほとんど。
・一人の優秀な人間が200%出すような組織ではなく、一人ひとりは8割の力でも、組織として最大限のパフォーマンスが出せるような組織を目指してほしい。
・そのためにも、目の前の課題に対して、それぞれの部署で、調べ、考え抜き、議論を尽くしてもらいたい。
・政策判断は「選択」である。ただ、どちらが正しいとはっきりと判断できるものはほとんどない。「りんご」と「みかん」の違いのようなもの。
・好き嫌いでは「りんご」と「みかん」は分かれるが、例えば、それぞれの栄養素を調べ、また、それぞれが置かれている健康状況などを徹底的に調べると、その時点で望ましい選択肢が見えてくるはずである。
・だからこそ、意思決定「プロセス」が大切である。各組織で、今置かれている状況を調べ、考え抜き、議論を尽くしたかどうか、そして、それぞれの政策判断に、担当部局がどれだけ思いを持っているかはよく見させてもらう。
・課長、部長、局長、副市長、市長それぞれで判断が変わっていくことはある。しかし、それは無駄ではない。議論しながら、このようなプロセスを経ていくことで、一つひとつの政策は強靭化され、より市民の皆様に対して説得力のある政策になっていく。
・議会への説明に対しても、一つ一つ、当局としての考えや理由を説明し尽すことが大事であり、安易に多数決で考えないでもらいたい。そのためにも、とりわけ幹部の皆さんは、議会の皆様ともコミュニケーションを常に取るよう努力してもらいたい。
 
 新年当初から、少し、ピリッとなるようなことを申し上げましたが、市役所は大きな組織です。また、優秀な職員がたくさんいます。私も、毎日受ける一つひとつのレクに対して、全力で、各局の職員の皆様とぶつかり、その上で、市役所として最良の判断ができるよう、日々の健康管理面も含め、気を付けていきたいと思います。

1月5日(金曜日)初競り

060105初市

 尼崎市立公設地方卸売市場の初競り。
 場内事業者の皆様と力を合わせ、市場の活性化に向けて取り組む一年です。その決意を胸に、建て替えに向けた準備を進めていきたいと思います。

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